中国駐在年数はや二桁、大連で木材貿易会社駐在員やってます、dongfangの中国語とかロシア嫁とか筋トレ、オークション等。  mail:mikapapka@gmail.com


by dongfang11
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羊湯。

羊湯。_a0012178_163125.jpg
お客さんを送った後、36さん、Sさんと昼食をとる段に。
Sさん:「何食べよっか?」 dong:「そういや36さん、この辺で羊湯飲んで
ないねぇ?」 36:「そうだな。いっちょ探してみっか?」  そう、dongと36さんは
美味い羊湯(yang2tang1 羊スープ)を探して東奔西走する、社内でも指折りの羊(湯)
ハンターなんです。 

羊骨からダシをとったスープに羊肉、羊血、羊モツ等の
具を入れ、そこにお好みで唐辛子、胡椒、塩に味素(wei4su4 魔法の粉=味の素)
をお好みで入れるだけですがなかなか美味しい。 胃が弱ってる時、二日
酔いに効く
とかで(↑だからこの二人は好き)ヘルシーな感じだし。 
でもダシのとり方を手抜きしてる店だと、
雑巾生搾りのようなキッツイ臭い
で尚更具合悪くなる諸刃の剣。

そして。 やって来たのは近隣に3軒も羊屋が並ぶ激戦区。期待が高まります。
ささっと、羊腿、羊肉と葱炒め、羊スープそして餅(bing3 ナンみたいの)
を頼みました。 ここがポイント。先ずは主菜、副菜、スープといって最後
に主食。これが中華式、、、ってスープがきちゃったよ。 36:「おめぇんとこは
飯屋何年やってんだ、こら?店長呼べや!」 ほ~らね。我らが36さんにその
出し方はマズイっしょ。何も言わずお姉さん引っ込むが36さんまだ憤懣やる
方無し。 

dong:「36さん、あんま怒ると姉さん逆切れして抹布
(ma3bu4 雑巾)
搾って汁入れるかもよ?きしし。」 Sさん:「いや、そう
ゆう店あるよ。嫌な客に痰とか入れて美味しいですかぁ、なんてな。」 
36:「そ、そんなことしたらただじゃおかねぇ!」 dong:「でもわかんないか
らさ。 そこに満を持して羊湯到着。
36:「ね、ね、ねえちゃんよぉ、怒んなよな、な?」
 

そうそう、店の人には愛想よく。肝心の羊湯はまぁ、75点でした。          
# by dongfang11 | 2004-04-04 16:32 | 美食。

馬葫芦。

馬葫芦。_a0012178_0155.jpg会社の運転手36さん、同僚L先生と、同じく同僚Wさんを
車の中で待っていたら、なにやら異味(yi4wei4 変な匂い)
がしたんです。

dong:「?なんか臭くない?」 L先生:「(クンクン、、)あ。36、放屁(fang4pi4 オナラ)したね?」 36:「してねぇよ。お前らこそすぐ腹壊すだろうが。」 そう、L先生とdongは腸弱者の癖に食い意地が張ってるので、すぐ下痢ピーになるんですよね。 でも。
dong:「ほんとにしてないから。人前で屁なんかこきません。」 L先生:「そうよ、大体君は品がないよ。」 36:「すぐそれだ。 お前らのそうゆう虚偽(xu1wei3 嘘、偽り)なとこが嫌いだよ。 いかにも日本人ってゆうかよぉ。」 L先生:「僕は日本人じゃないぞ。」 36:「朝鮮族(←朝鮮系の少数民族)も似たようなもんだ。」 あーあ、36さんはそんな風に二人を見てたのね。。

お互いに人の所為にして悪臭の元を擦り付け合っているうちに、待ち人Wさんが入ってきました。    
「馬葫芦の上に停めてたの?臭いよ、臭い。」 ウマヒョウタンって、何? 
Wさん:「馬葫芦(ma3hu2lu マンホール)。ちゃんと下見て停めなよ。」

なるほど、マーフール。マンホールの音訳ですね。 きっと日本人が大連に居た時分に
広まった言葉なんでしょうね。辞書だと進人孔(jin4ren2kong3)とかって、載ってるし。 
と聞くと途端にドブの臭いがしてくるもので。 そうやね、この臭いはちょっと常人じゃ出せない
わ。 で、何事もなかったように現場へ。こうゆう後腐れないとこがいいす、この職場。
# by dongfang11 | 2004-04-03 00:16 | 街角で
ここでは、dongfangが覚えた中国語の単語やセンテンスを中国生活での
エピソードを交えて書き連ねていきたいと思います。 では今後このブログを
見て頂く上での注意点を先ず。。。

●各単語の発音の後にあるアルファベットと数字は「声調符号」とピンインです。 
中国語はアクセントの強弱高低で意味が変わります。 声調は普通語では
5種類あります。 ”あ” で例えると一声は ”あー” と伸ばします。 発声
練習の時のあれです。 
二声は  ”あぁ?” と上げます。 こわいお兄さんが眉間にしわ寄せてすごむ
時の声に似てなくもないです。 
三声は ”あ~あ。”階段の下からお姉さんのスカートを見てて,見えそで見
えないままお姉さんが階段を登りきってしまった時思わず発する落胆の声に
近いです。 
四声は ”ああ!” と何かを納得した時に思わず発する声っぽいです。 
最後に軽声です。これは ”あ。゛ となにかをふと思いついた時の声の感じ
ですね 。  
基本の発音にこれらのアクセントを加えることで単語を区別するのです。
そしてピンインは中国語の読みのアルファベット表記です。

と,ここまで長々と書いてきましたがブログを読む上では中国語を
知らなくっても委細問題無し,です。 ここに書いてある僕の中国ネタ
で中国に興味を持つ方が増えてくれたらなあ,って思います。 
今後ともよしなに。

↓で、実はこの文章は手前味噌ではありますが、僕のHPからの抜粋
http://sapporo.cool.ne.jp/dongfang
なんです宜しかったらこちらもどうぞ。留学時代のネタが置いてあります。
# by dongfang11 | 2004-04-02 00:07 | その他諸々。