バッカスの夜....台湾。
2005年 11月 24日
前回からの続き、二日目の夜~三日目の早朝です。
台北駅からタクって士林の夜市に到着したのは12時前。 夜市、って
ゆってもそんなに遅くまで平日からやっとるめぇ、と高をくくっていたのですが・・・・
写真上左のような有様でしたわ。 先ず目に入ったのが“士林美食街”。
屋根付きでちゃんと座れるの。
でも、事前にしっかり調べていかなかったので夜市が何処まで続くのかわからず、
とりあえずここはスルー。 台北っこ達がスクーターに給油しまくる、中国石油(ガス
スタンド)を横目に見ながら服屋、靴屋、眼鏡屋と巡っていく。
勢いで靴屋さんにてスニーカーを購入ましたが、小さな店なのにクレジットカードが
使えるのにちこっと吃驚。
携帯ストラップとか、日本風な可愛い小物の専門店もあって、楽し。
大連とかのこうゆうお店って、「むぅ、気持ちはわかるんだが・・・」って感じで“商品
のラインナップが店長の理想から遠い店”が多い気がする。台湾なら、いいものが
仕入れ易いし、さばけるのかも知れません。 メインの通りをざっと見たところで
お店が所狭しと並ぶ奥地へ向かって行きました。
下着だの、チープな時計やアクセだのといった小物屋があったり、写真上右の
ようなプリクラ専門店があったり。 合間、合間に食べ物屋さんもあるんですが
「いやゝ、欲速則不達(yu4su4ze2bu4da2)、急いては事を仕損じる、だわ。
慌てる乞食はもらいが少ないともゆうしね。」と全体見るまでは我慢しよ、っと
思ってたんですが・・・・
もうそろ、お腹の中のミニ力士も限界。「小腹が空いてきたっすね、ごっつぁんです!」
って唸ってる。(夕食もしっかり食べたのに) そこで、「これ以上歩いても、大陸の市場と
あんまし変わらないかも。ってゆうか、この前いったルーマニアのチャイナマーケットにも
近いものがあるべさ。」と無理やり思い込む事にして、三分の二を廻ったあたりで入り口
の美食城に戻りました。
城の中は広い、ゝ。 食べ物屋ばかり。 先ずははおっきくて安いステーキ(台湾風ソース)
を出してくれる専門店で、ヒレステーキをがっつり。この後先を考えない食べ方が効いた
のか?伝家の宝刀、“腸弱の発作”が起きておトイレへ。 ここのトイレは何故か“子供の頃
行った海の家のトイレ”を想起させました。なんつうか、潮の香りと蒸し暑さのブレンド加減が
海の家だったんですよ。 この匂いが人を焦らせるというか。「はやく海辺に戻って遊びたい♪」
って心持になりました。それに、あとではっきし感じましたが、台湾のこういった人が多い屋台街
のトイレでもあまり臭くない!
実際、人の体臭もあまりしない気がする。どこと比べて、は敢えて書きませんが。
あとは鶏蛋<虫可>仔煎ってのも美味しかったすね。これは卵とカキのお好み焼き風。
この組み合わせは合うでしょう。 この辺りでぼつゝ店仕舞いが始まったので、落花生飴を
買ってからdongも撤収。
ホテルに戻る途中、付近にある昼食を食べた屋台のあたりに寄ってみると・・・・
まだやってるっしょ。 もう、3時いってるっすよ?
ただあちこちに屋台やなんかが開いてるだけでなく、もういたる所煌々と明るい
んですよね。 恐るべし、台北。食の不夜城也。
ここで、台北来てまだアルコールが入っていない事に気付く。 屋内の方に座らせて頂いて、
冷えた台湾ビールを注文しました。あぁ、うまい。 一日中歩きっぱなしで疲れた体に
酒精がじんわりと廻る頃、近くに座ってた昼間は何屋をやってるのか分からない方達と
何時の間にやら一緒になって飲んでおりました。
by dongfang11
| 2005-11-24 01:33
| その他諸々。